新メタル！アメックスゴールドプリファード最新まとめ｜旧カードと比較・おすすめは？切り替え方法、注意点を解説

2024年2月、アメックスゴールドカードが「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」として生まれ変わりました。

新しいカードの主なスペックに加え、ゴールド・カードとの違いや新カードへの切り替えの際のポイントを速報でお伝えします。

本記事は、アメックス公式サイトを参考に作成しました。

【図解比較】アメックスゴールドプリファードとゴールドカードの違い

AMEXの金属ゴールドへの切り替えをしつこく促されてるんだけど、あれ普通のゴールドと何が違うの？

— マシンガン•フミ (@JinCatt420) March 7, 2024

今回のリニューアルで「ゴールドプリファードカード」は大きく変わりました。

比較①年会費

年会費は、アメックスゴールドが31,900円であるのに対し、アメックス・ゴールド・プリファードは39,600円と7,700円高くなりました。

家族カードの年会費も値上がりしましたが、1枚無料から2枚無料になったのが変更点です。

発行枚数	アメックスゴールドプリファード	アメックスゴールド	差額
本カードのみ	39,600円	31,900円	+7,700円
本カード + 家族カード1枚	39,600円	31,900円	+7,700円
本カード + 家族カード2枚	39,600円	45,100円	-5,500円

家族カードを2枚発行する場合は、アメックスゴールドプリファードのほうが家族全体の年間コストを抑えられます。

比較② 入会特典（コストパフォーマンス）

年会費と入会特典（キャンペーン）の違いは次の通りです。

項目	アメックスゴールドプリファード	アメックスゴールド
年会費	39,600円（税込）	31,900円（税込）
入会特典	100,000ポイント獲得可能	46,000ポイント獲得可能

比較③ ポイント還元の違い

アメックスゴールドプリファードの還元率は、アメックスゴールドの2倍～3倍（交換先による）にアップしています。

具体的な費用を以下で比較します。

項目	アメックスゴールドプリファード	アメックスゴールド
カード年会費	39,600円	31,900円
メンバーシップ・リワード・プラス年会費	無料	3,300円
メンバーシップ・リワード ANAコース参加費	5,500円	5,500円
合計	45,100円	40,700円

アメックスゴールドもメンバーシップ・リワード・プラスに登録すれば同じ還元率になりますが、年会費3,300円が必要でした。

どちらのカードもANAマイルに交換する場合、メンバーシップ・リワード ANAコースへの参加が必要です。

比較④継続特典

継続特典を比較します。

項目	アメックスゴールドプリファード	アメックスゴールド
継続特典①	フリー・ステイ・ギフト（無料宿泊）※年間200万円利用	ザ・ホテル・コレクション国内クーポン（15,000円分）
継続特典②	トラベルクレジット（10,000円相当）	スターバックス ドリンクチケット（3,000円分）

アメックスゴールドの特典は18,000円相当ですが、アメックスゴールドプリファードの特典は、年間200万円利用で年会費以上の価値が得られます。

比較⑤その他特典

アメックスゴールドプリファードには、新しい特典が追加されています。

項目	アメックスゴールドプリファード	アメックスゴールド
プライオリティ・パス	あり（継続）	あり
手荷物無料宅配サービス	あり（継続）	あり
海外・国内旅行傷害保険	あり（継続）	あり
各種プロテクション	あり（継続）	あり
ポケットコンシェルジュ予約決済	20%キャッシュバック（最大10,000円/年）	–
スターバックスカードオンライン入金	20%キャッシュバック（最大5,000円/年）	–

アメックスゴールドプリファードでは、ポケットコンシェルジュでの予約決済で20%キャッシュバック（最大10,000円/年）や、スターバックスカードへのオンライン入金で20%キャッシュバック（最大5,000円/年）が新たに追加されています。

ゴールド・プリファードの特別な入会特典

ゴールド・プリファード・カード入会特典の一覧は以下の通りです。

入会特典（キャンペーン）がとてもお得です。

世界一分かりやすい、アメックスゴールド・プリファードの詳細記事はこちら。

アメックスゴールドプリファードカードの3つの魅力

「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」は従来のゴールド・カードと比較して年会費が7,700円高くなりましたが、それに見合う新たな魅力が盛りだくさんです。

①ラグジュアリーなメタル製カードデザイン

従来のプラスチック素材からメタル製へと変わったゴールド・プリファード・カード。

手にするときの重みと存在感が、まさに特別なカードであることを伝えてくれます。

②旅行を楽しむための継続特典

「アメックス・ゴールド・プリファード・カード」の保有者は、年間のカード使用額が200万円を超えると、「フリーステイ・ギフト」として1泊2名様分の宿泊券をもらえます。

さらに、ホテル予約時に使える10,000円の「トラベルクレジット」がもらえる特典も。

③ポイントを効率よく貯められる

「アメックス・ゴールド・プリファード・カード」を持つと、アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」に無料で自動的に登録されます。

プログラムの内容は次のとおりです。

	ゴールド・プリファード・カード	ゴールド・カード
メンバーシップ・リワード・プラス参加費	無料	3,300円
メンバーシップ・リワード・プラス参加登録	自動登録	要登録
ボーナスポイントプログラム	自動登録	要登録*

*メンバーシップ・リワード・プラスへの登録必須

対象店舗ではポイントが3倍になるボーナスポイントも自動適用されます。

ゴールドからゴールドプリファードへの切り替え手順

【重要】現在ゴールドカードを使っている方は、自動での切り替えはなく、手続きをしない限りゴールド・カードを続けられます。

ゴールド・プリファード・カードへ切り替えたい場合、以下のポイントに注意が必要です。

切り替え可能な条件と確認方法

アカウント状況： 現在のアカウントが有効であり、支払いが遅延していないことを確認します。

クレジットスコア： クレジットスコアが影響する場合があるため、事前に確認することをお勧めします。

切り替え手順の詳細ガイド

切り替えできない場合の対処法

以下の状況ではカードの切り替えができません。

グリーン・カード会員／プラチナ・カード会員

これらの会員は、カード裏面の電話番号へお電話ください。

ゴールド・カード会員

ゴールド・カードからの専用の切り替えページへログインのうえ、お申し込みください。

ログインができない場合は、アメックスのFAQページを確認してください。

その他のカード会員

上記以外のカード会員は切り替えができません。

新規でのお申し込みが必要です。

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アメックス・ゴールドからゴールド・プリファードへの切り替えは、手続きを経て行う必要があります。

アメックス・ゴールド保有者がプリファードに切り替えるべき理由

っで、新カードに切り替えた方がいいの？切り替えない方が良いの？

って、思いますよね。

既存の「アメックスゴールド」利用者がこの新カードへの切り替えを検討する際のポイントをまとめました。

❶年会費と家族カードの違い

ゴールド・プリファード・カードへの切り替えで最も注目すべき点は、年会費と家族カードの扱いです。

アメックスゴールドの年会費は3万1,900円に対して、ゴールド・プリファード・カードは3万9,600円とやや高額ですが、2枚目以降の家族カードが無料となるため、複数の家族カードを持つ家庭にとっては全体の年会費が削減される可能性があります。

❷カードデザインと素材の変化

カードのデザインと素材にも大きな変更があります。

ゴールド・プリファード・カードは金属製で、カード情報が裏面に移動し、スタイリッシュな外観を持っています。

❸強化された特典とその活用法

ゴールド・プリファード・カードは、利用者に対する特典が大幅に強化されています。

「フリー・ステイ・ギフト」や「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」のトラベルクレジットなど、年間200万円以上の利用で受けられる特典が充実しています。

また、日常のショッピングや食事での利用でも、メンバーシップ・リワードのポイントが貯まりやすくなっている点も見逃せません。

アメックスゴールドプリファードの全特典と詳細な情報は、こちらの記事をご覧ください！

ゴールド・プリファードに切り替えた体験談

切り替え完了！

アメックスゴールドが今日から新しくなったみたいなので、とりま脳死で切替申請した。

年会費上がる代わりにメタルカードになる事だけは理解した() pic.twitter.com/nEjpoRsixM

— 亜 (@SWAMRSHA) February 20, 2024

遅ればせながらAMEXゴールドプリファード切り替え完了🤚🏻
プラチナのメタルカードは微妙だったから期待してなかったけど、ゴールドのメタルカードめっちゃ良い👌🏻 pic.twitter.com/ddzD3pQawS

— 𝗿 𝗼 𝗸 𝗮 (@roka_log) June 6, 2024

切り替えが早い！

昨日普段使ってるクレカのAMEXが新しいカードの発表があって、ノリで切り替え申し込みをしたら60秒で終わった。メタルカードが送られてくる。アプリではゴールドに変更された pic.twitter.com/CKoq4DBWkF

— Koujin310@初老ゲーマー (@koujin310) February 21, 2024

たった10万円の多目的ローンも審査落ちるのに、Green CardからGold Preferredの切り替えを数分で審査完了させるAmerican Expressの思い切りの良さが怖い（申し込み以来リボルビングや分割を建てイに対して認可してないから、ある意味妥当な評価はしてる。） pic.twitter.com/bPmIRFYzut

— 皇帝建てイ 👑🇪🇺🍻 (@kaisertateii) April 27, 2024

そのうち切り替えよう

アメックスゴールドも券面メタル化されるんすね。ほな、そのうち切り替えよー。

— おけぴっぴ (@hxxdll) February 20, 2024

切り替え組は入会ポイント対象外

先ほど画像のツイートをしたのですが、私は、

アメックスゴールド→アメックスゴールドプリファード

切り替え組のため、10万ポイントは対象外でした😭✨

なので、該当ツイートは削除しました！

私は切り替え組で特殊なケースなので、他のクレカ修行の人は気にしないでください👧🏻✨ pic.twitter.com/Z7yTZqCU6R

— 投資OL社長ちゃん (@OL20225358) March 2, 2024

マリオットボンヴォイアメックスで良かった気が…

プラチナプリファードが改悪されたのでアメックスゴールドに切り替えたけどマリオットボンヴォイで良かった気がする
今年いっぱい使ってみて切替考えよう

— Fizz (@Fizz_LN) March 27, 2024

新カード5つの注目点

注目点1：メタル素材で「特別感」をさらに強調

まず最初に注目すべきは、そのデザインと外観の進化です。

「ゴールド・プリファード・カード」は、メタル（金属製）のカードとして登場しました。

日本国内で発行されているメタルカードのラインナップには、いくつかの種類がありますが、個人向けのカードとしては「ゴールドプリファードカード」が最も手頃な年会費となっています（ビジネスカードでは「アメックスビジネスゴールド」＝年会費36,300円＝がメタル製）。

一般的なプラスチック製カードが約5グラムであるのに対し、メタルカードは約15グラム（アメックス・プラチナの場合）あり、手に取った際の感触からして違います。

例えば、「ダイナースクラブ プレミアムカード」が2022年にメタルカードの発行を開始した際には、2万円の追加手数料がかかるにもかかわらず、予想を上回る応募が殺到し、約半年間も新規申し込みが停止されたという経緯があります。

「スマホ決済が普及して、そもそもカード自体を見せる機会が少なくなったのでは？」と考える方もいるでしょう。

しかし、スマホ決済は高額な支払い（1万～1.5万円以上）には対応していません。

そのため、カードを見せたり、お店のスタッフに渡したりする場面は今でも一定数存在します（特に高級店や特別なサービスではなおさらです）。

クレジットカードに「スタイリッシュさ」を求める意識は根強く、SNS上でも「ゴールド・プリファード・カード」のメタルカードの重厚感が高く評価されている声が数多く見受けられます。

注目点2：年間200万円以上の利用で有名ホテルに無料宿泊

「ゴールドプリファードカード」の特典の中でもひときわ目を引くのが、旅行関連の「フリーステイギフト」です。

年間200万円以上をカードで利用し、翌年もカードを更新した会員には、国内有名ホテルでの1泊2名分の無料宿泊券がプレゼントされます。

この特典は、従来の「アメックス・ゴールド」には含まれていないもので、「アメックスプラチナ」（年会費165,000円）にのみ付帯していたものです（「アメックス・プラチナ」では年間利用額に条件はなく、対象ホテルも一部異なります）。

宿泊対象となるのは、全国に展開するプリンスホテルやマリオット、ハイアットなどの約40のホテルです。

例えば、東京マリオットホテルの2024年4月におけるツインルームの最低料金は64,636円となっており（2024年3月8日時点の価格.com トラベルページ参照）、この特典を利用するだけで、年会費を大幅に上回るメリットが得られる可能性があります。

ただし、ゴールデンウィークや年末年始、お盆期間中など、ホテルごとに利用できない日が設定されているため、注意が必要です。

また、旅行分野ではこのほかに、カードを継続することで「アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン」で使える1万円分のクレジットが付与され、フライトやホテルの予約に利用することができます。

注目点3：レストラン予約サービス「ポケットコンシェルジュ」での利用額に応じたキャッシュバック特典

グルメ好きの方に朗報です。

高級レストランのネット予約サービス「ポケットコンシェルジュ」を利用すると、20％キャッシュバックが受けられ、年間で最大1万円が戻ってくる特典が付いています。

「ポケットコンシェルジュ」には、隠れ家的な名店や会員制のレストランも多く登録されており、美食家にはたまらないサービスでしょう。

また、従来の「アメックス・ゴールド」で好評だった「ゴールド・ダイニングby招待日和」の特典も引き続き提供されます。この特典は、国内を中心に約250のレストランで、2名以上でコースメニューを予約すると、1名分の料金が無料になるというものです。

この特典は4月～9月、10月～翌年3月のそれぞれの期間で1回ずつ、年間で2回利用することが可能です。

私も「招待日和」を時々利用しますが、和食から洋食、中華まで幅広いジャンルのレストランが対象で、1万円相当のコースが無料になるのは非常に満足度が高いと感じています。

注目点4：ポイントの交換レートが大幅にアップ、対象店舗での還元率が3倍に！「メンバーシップ・リワード・プラス」が自動付帯

ポイントプログラムに関しては、「ゴールドプリファードカード」がその内容を大きく強化。

通常、カード利用100円ごとに1ポイント（メンバーシップ・リワード）が貯まりますが、このカードでは

「メンバーシップ・リワード・プラス」（通常金額3,300円）が無料で自動的に付帯されるため、ポイント還元のメリットがさらに広がります。

「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することで、以下の3つのポイント優遇が受けられます。

特に、❷の交換レートの向上に注目すべきです。たとえば、JALマイルへの移行が1.2倍、ANAマイルでは2倍、カード年会費への充当では3.3倍にアップします。

また、❸の対象加盟店としては、amazon、Uber Eats、ヨドバシカメラなどがあり、これらの店舗では通常の3倍のポイントが貯まるため、より効率的にポイントを集めることができます。

アメックス会員の多くが、貯めたポイントをマイルに交換していると考えられることから、マイル交換レートが大幅にアップする「メンバーシップ・リワード・プラス」は非常に人気が高いと言えるでしょう。

旧カード「アメックスゴールド」では3,300円の登録料が必要だったのに対し、「ゴールドプリファードカード」ではこの登録料が無料になるのは大きなメリットです。

年会費が7,700円上がったとはいえ、このポイント還元プログラムを考慮すれば、実質的な負担増は4,400円程度と考えられるかもしれません。

「電子マネー、チャージ攻略法」はこちら。

注目点5：家族カードが2枚まで無料発行可能に

「ゴールドプリファードカード」では、家族カードを2枚まで無料で発行できるという点が、意外と見逃せない改善点です（3枚目以降は年会費19,800円がかかります）。

従来の「アメックス・ゴールド」では、家族カードの無料発行は1枚までに限られており、2枚目以降は13,200円の年会費が発生していました。

したがって、家族カードを2枚発行する場合、従来のゴールドでは合計金額45,100円（本会員の年会費31,900円＋家族カードの年会費13,200円）が必要でしたが、「ゴールド・プリファード・カード」ならば本会員の年会費39,600円だけで済みます。

家族カードが2枚無料になったことで、配偶者に加えて、両親や子どもにもカードを持たせるという選択肢が広がりました。

家族カードでも、本会員と同様に空港ラウンジ・プライオリティパスの利用など、一部の特典を享受できます。

ただし、本会員のカードはメタル製であるのに対し、家族カードはプラスチック製となります。

「アメックスゴールドプリファードの家族カード」の詳細はこちら。

「ゴールドプリファードカード」はどんなユーザーにおすすめか？

これまで「ゴールド・プリファード・カード」の特徴について紹介してきましたが、このカードがどのようなユーザー向けかについても触れておきましょう。

このカードの特典は、「カードの利用がキャッシュバックや優待に直結する」という形をとっており、使えば使うほどそのメリットを享受できるように設計されています。

特に、高級レストラン、ホテル、そして旅行などのシーンで大きな恩恵を受けられるため、こうしたサービスを積極的に利用するライフスタイルの方にとっては、4万円弱の年会費を支払う価値が十分にあるでしょう。

特に注目すべきは、新たに追加された国内の対象ホテルで1泊2名分が無料となる「フリー・ステイ・ギフト」です。

これを活用するためには、年間200万円（月間約17万円）のカード利用が必要となります。

年間200万円以上の利用が見込めるのであれば、入会を検討する価値は十分にありますが、逆に200万円未満の利用にとどまりそうであれば、保有するメリットは大幅に減少する可能性があります。

「アメックスゴールドプリファードの損益分岐点」についての記事はこちら。

アメックス・ゴールド・プリファードカードの切り替えに関するよくある質問（FAQ）

よくある質問を10問まとめました。

まとめ｜アメックス・ゴールド・プリファード・カードの魅力と切り替えのポイント！

年間のカード利用額が高く、特典の利用を最大化できる方にとっては、ゴールド・プリファード・カードへの切り替えは非常に魅力的な選択と言えるでしょう。

しかし、切り替え後の変更が不可であることを考慮し、自身のライフスタイルやカード利用の傾向を慎重に分析した上で、最適な選択をすることが重要です。

「アメックスゴールドプリファードの作り方・申し込み方」はコチラ。